Number15
お寺には、さまざまな仏像が安置されています。
仏像の名前が、分かるとそのお寺の宗派が分かることがあります。
仏像の種類は、如来(にょらい)、菩薩(ぼさつ)、明王(みょうおう)、天部(てんぶ)とありますが、以下は、その中でも主な仏像です。
これらの仏像の名前を読めないと、ちょっと困ることが、また、読めるとちょっと役に立つことも・・・。
以下の仏像の名前を読めますか?
如来(にょらい)
1】阿弥陀如来⇒( )
2】薬師如来⇒( )
3】釈迦如来⇒( )
4】大日如来⇒ ( )
5】盧舎那仏⇒( )
菩薩(ぼさつ)
6】観世音菩薩⇒( )
7】勢至菩薩⇒( )
8】普賢菩薩⇒( )
9】文殊菩薩⇒( )
10】月光菩薩⇒( )
11】日光菩薩⇒( )
12】弥勒菩薩⇒( )
13】妙見菩薩⇒( )
14】千手観音⇒( )
明王(みょうおう)
15】愛染明王⇒( )
16】不動明王⇒( )
17】軍茶利明王⇒( )
18】金剛夜叉明王⇒( )
天部(てんぶ)
19】持国天⇒( )
20】増長天⇒( )
21】広目天⇒( )
22】多聞天⇒( )
23】梵天⇒( )
24】帝釈天⇒( )
25】毘沙門天⇒( )
26】弁財天⇒( )
27】大黒天⇒( )
28】布袋天⇒( )
29】吉祥天⇒( )
30】摩利支天⇒( )
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
《ヒント》
1】なむあみだぶつ 2】奈良薬師寺 3】お釈迦様 4】真言密教 5】奈良大仏
6】観音様 7】阿弥陀仏の脇侍 8】釈迦如来の脇侍 9】・・・の知恵
10】げっこう”ではない 11】薬師如来の脇侍 12】彫刻国宝の第一号
13】北斗七星14】千の手 15】”あいそめ”では無い 16】五代明王の中心
17】南方に配される 18】北方に配される 19】四天王のひとつ東方を守護
20】四天王のひとつ南方を守護 21】四天王のひとつ西方を守護
22】四天王のひとつ北方を守護 23】天部の最高位 24】天部の最高位、柴又
25】多聞天と同じ 26】七福神の弁天様 27】七福神の大黒様
28】七福神の布袋様 29】美女の代名詞 30】太陽の光
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
以下答え
*******↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓*******
以下答え
*******↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓*******
如来(にょらい)
1】阿弥陀如来⇒(あみだにょらい)
はるか西の彼方の極楽浄土に住むとされいる仏。南無阿弥陀仏と唱えれば極楽浄土に迎えてくれる。浄土信仰、浄土宗、浄土真宗 など 脇侍は、勢至菩薩、観音菩薩。
2】薬師如来⇒(やくしにょらい)
はるか東方の瑠璃光浄土に住むとされている仏。病気を治してくれる仏
3】釈迦如来⇒(しゃかにょらい)
仏教の開祖である、釈迦が悟りを開き如来となった。
4】大日如来⇒ (だいにちにょらい)
密教における絶対的な存在の仏。太陽のように世界を照らしている。密教。真言宗、天台宗 など
5】盧舎那仏⇒(るしゃなぶつ)
真実の教えを仏の姿として表現した法身物。奈良東大寺の大仏が有名
菩薩(ぼさつ)
6】観世音菩薩⇒(かんぜおんぼさつ)
聖観音、十一面観音、千手観音、などの仏像がある。観音経などに基づく信仰。
阿弥陀如来の脇侍。観音様
7】勢至菩薩⇒(せいしぼさつ)
阿弥陀如来の脇侍。知恵によって人々を救う菩薩。
8】普賢菩薩⇒(ふげんぼさつ)
釈迦如来の脇侍。行を司る菩薩であらゆる場所に現れて人々を救う。
釈迦如来の脇侍。知を司る菩薩で実在の人物と言われている。
10】月光菩薩⇒(がっこうぼさつ)
月の光を象徴している。
11】日光菩薩⇒(にっこうぼさつ)
太陽の光を象徴している。
12】弥勒菩薩⇒(みろくぼさつ)
未来に釈迦に変わって人々を救うとされる仏。
釈迦如来が死去してから五十六億七千万年後に人間界に生まれて如来になるとされている菩薩。
13】妙見菩薩⇒(みょうけんぼさつ)
北極星または北斗七星を神格化した天部の仏。菩薩とあるが、天部に分類されている。
14】千手観音⇒(せんじゅかんのん)
千手千限観自在菩薩の略。千本の掌があり、それらにひとつづつ目をもち無限の世界の人々を見守る観世音菩薩。観音様
明王(みょうおうを
15】愛染明王⇒(あいぜんみょうおう)
愛欲を悟りへと浄化させる明王。人間関係、恋愛、敵への慈父などを祈願する愛染明王法の本尊。密教
16】不動明王⇒(ふどうみょうおう)
17】軍茶利明王⇒(ぐんだりみょうおう)
南方を守る、五代明王のひとつ。息災、延命などを祈願して行われる密教の祈祷の本尊。密教
18】金剛夜叉明王⇒(こんごうやしゃみょう,)
北方を守る、五代明王のひとつ。五つの目を持ち、仏教の敵に睨みを利かせている。密教
天部(てんぶ)
19】持国天⇒(じこくてん)
四天王のひとつ、東方の守護神。国家安泰を司る。
20】増長天⇒(ぞうちょうてん)
四天王のひとつ、南方の守護神。増長、増大を司る。
21】広目天⇒(こうもくてん)
四天王のひとつ、西方の守護神。あらゆるものを見通す知恵を持つ。
22】多聞天⇒(たもんてん)
四天王のひとつ、北方の守護神。仏の説法を多く聞いた者。
23】梵天⇒(ぼんてん)
バラモン教の最高神ブラフマン。宇宙の創造神。仏教に取り入れられ天部の最高位にある。
24】帝釈天⇒(たいしゃくてん)
古代インド最強の神インドラ、仏教に取り入れられ天部の最高位にある。
25】毘沙門天⇒(びしゃもんてん)
四天王のひとつで、北方を守護する多聞天の別名。独尊としてまつる場合に毘沙門天となる。
26】弁財天⇒(べんざいてん)
27】大黒天⇒(だいこくてん)
28】布袋天⇒(ほていてん)
七福神の1尊、実在の仏僧。
29】吉祥天⇒(きっしょうてん)
五穀豊穣と国家鎮護をもたらす女神
30】摩利支天⇒(まるしてん)
梵天の子で太陽の光や月の光を神格化した女神。
でした!! いくつ読めましたか?